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昔のきもの展 「あでやかなりし時」

遅くなりましたが、記事UPいたします。m(  )m

12日(日)、13日(祝・月)の2日間、ラピュタ蔵にて、「昔のきもの展-あでやかなりし時-」を開催しました。

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1階。昭和初期の婚礼衣装を中心に。。。

正面は打掛。左横は丸帯。その横は青地大振袖。
黒地大振袖は当時の婚礼衣装です。

下隅に小さく写真がありますが、昭和12年(母方の)祖父母の婚礼写真。
これを見ると、振袖を3枚重ねて着ているのがわかります。

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70年前の証拠写真に、「へぇ~」。

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こちらも証拠写真付き?のレンガ色大振袖。
これはどうも2枚重ねで着ているようですが、何かは不明。。。

四季折々の花が描かれています。
葉っぱが青だったり、紫だったりと、デザイン的にも面白く、見ていてもあきません。

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こちらは、2階。

正面2枚のピンク地とエメラルド地の訪問着(?)は父方の叔母のもので、いつ頃のものか不明。

祖母よりは若い年代なのですが、
「戦時中にはこんなものはつくれなかった(お客さん談)」とのことで、
戦争前に仕立てておいたのかとも思います。

特に凝っているのは、エメラルド地のもの。
地模様が橘。うちの家紋も橘。
ひとつ紋は印伝みたいな仕上げがしてありました。

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羽織や道行コート。丈の長さで時代がわかります。
また、羽織の裏地が凝っているのも、きものならではの「おしゃれ」。

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黒の長羽織の刺繍はそれは見事。
サテンステッチ(和名?)でつた模様みたいなのが刺してあります。
気が遠くなる、手仕事。。。(@o@)

竹柄で紫の絞りの羽織は仕立て直してあり、短い丈。
祖母(長)→母(短)→わたし(?)。

時代が変わっても、着続けられます。
きものって、すごい!

手前は「四季の帯いろいろ」。
紫色の鉄線柄夏帯が一番人気、でした。(^_^)

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そして、こちらが今回一番の「おーるど」さん!

明治時代(たぶん)の打掛。
じみぃーーーーいですが、たぶん婚礼衣装、だと思います。

いろいろと調べてみたのですが、織の打掛って普通にあったものなのか、
わからなかったので、今後も要調査です。

下のふき(おふとんみたいなところ)も裏地も真っ赤。
ちょっと身(綿)がでてしまってるところもありますが、
それは時代、ということでお許しを。。。

最初箪笥から出して見たときは、濃いグレーでなんとも。。。と思ったのですが、こうして衣桁にかけ、照明を当てると、織り出された「扇子」や「巻物」、「鶴」などが浮き出て見え、とても「ごーじゃす」に感じられました。

考えれば、その当時電気なんては煌々とついていなかっただろうと思われ、
ろうそくなどの薄明かりには、かえって効果的な文様だったのではないかと。。。

どれも推測で、詳しいことはわかりませんが、こうしてきものとしてかたちが残っているだけでも、すんばらし~い!と、あらためて大切にしてきた人たちの思いと、それを作り出した職人さんの技に、感謝&感激しました。(^人^)

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こちらは、窓辺に飾った「羽織紐と帯留め」。

羽織紐は色違いがあったりして、ここらへん「どっちの色もいい~、まよってまぅ~(><)」ってのは、孫のわたしにも引き継がれているようで。。。

帯留めは自作です。あ、色違いで作っています。(黒と赤)(^△^);

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蔵の横で、ほっと一息。
でもこのあとありがたいことに、お客様が立て続けに来られ、美味しいコーヒーも飲みかけになってしまいました~

両日ともお天気に恵まれ、きもの姿の団体さまも来られたりと、とても楽しいひとときを過ごすことができました。

ちなみに団体さんは、きも来でゲスト出演された「明かり庵」さんのお客さまたち。

13日(祝・月)にアンティーク食器を使ったお茶会を企画され、そのあとにきもの展見学もセットしてくださったのです!うれしい限り!

こうして、どんどんと「きもの仲間」が増え、武生の町にきもの姿の方が自然に集まるようになったら、素敵だな~と心から楽しみにしています。

ということで、1週間遅れましたが、「きもの展」のレポートでした。(えるば)
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by laputa21 | 2008-10-13 20:23 | 昔のきもの展